STORY - あらすじ
新社会人生活に向けて胸を躍らすはずだった、大学卒業の年の春。
就活に失敗し続けたヒロインは、結局就職先が決まらず、
仲間内での記念パーティでも内心では盛り上がれずにいた。
その帰り道、一番の親友――と言いつつ実は片想い中の相手――の間地歩生(まじあゆむ)は、
ヒロインの心境を案じて陽気に振る舞う。
「そういえば、このあたりに神社があるの、知ってたか?
詳しくは知らないけど、とにかくすごいらしいぞ」
歩生はヒロインを元気付けようと、大学近くにあるという神社にヒロインを誘う。
ヒロインは「神頼みなんて」と茶化しつつ、ほろ酔い気分も手伝って、歩生と共に神社へと向かうことになった。
その神社が子宝祈願で有名で、そして二人の祈りがとんでもない事態を招くとは、
まったく思っていなかった……。